リカバロンの歴史

島津製作所と共同開発

リカバロンは、平成5年、電位治療器で初めて電位治療と温熱治療の組合わせで家庭用治療機器として承認されました。

その効果、安全性、使いやすさで組合せ家庭用電位治療器として多くの方に愛されてきました。

開発当時、まだ高電位治療器はあまり世の中に広くは知られていませんでした。

そこで私たちは新しい高電位治療器を開発すべく、京都の株式会社島津製作所(以下 島津製作所)に協力を依頼しました。

島津製作所は1875年(明治8年)に創業し、国産初の医療用エックス線装置の開発や、MRI、PET/CT装置の製造など、医療分野でも大きく社会貢献している会社です。また、蓄電池の発明・開発でも有名(現在の「GSバッテリー」ブランドとして飛躍しています。
「GS」は創業者の島津源蔵の頭文字)なので皆さんになじみ深いことでしょう。

その他、分析・計測機器や航空機器の分野でもその信頼性は定評があり、確固たる地位を築いています。また、2002年(平成14年)には当時島津製作所ライフサイエンス研究所主任・田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したことは記憶に新しいと思います。※島津製作所 創業記念資料館のホームページ

安全性と高機能の両立を目指して

そして開発に4年の歳月を懸け、ついに完成したのが「リカバロン90」です。健康を取り戻す(リカバリー)治療器として命名いたしました。

※リカバロンは株式会社レッカムの登録商標です。

100Vから9000V(リカバロン90)まで電圧を上げる変圧器(トランス)は、機能はもちろんのこと、精密さと安全性が要求されます。高い技術と性能の両立は、島津製作所だから成し得たものです。
この年、-100:+20の正負電位差発生回路として特許を取得いたしました。

そのおかげで軽量かつ高性能な製品を世に送り出すことができました。また非常に大切な安全性の確保として、高電位治療器は高圧電界を作り出しますが、電流は流れません。 しかし、電位治療器には万が一電流が流れた場合の安全装置が義務付けられています。一般的な電位治療器は安全回路が一つですが、「リカバロン」は二重の安全回路にすることによってより高い安全性を確保しています。

機能面でも、一定時間で電圧が変化し治療効果を高めて体の慣れを防ぐ「自動コントロール回路」、前回の治療プログラム内容を記憶する「メモリー機能」を内蔵、また軽量かつ高性能なトランスを搭載することで本体横の取っ手を持って軽々と持ち運ぶことが可能となりました。

平成10年には、さらに進化した「リカバロンパルス」(島津製作所 製造)を開発・発売いたしました。リカバロンパルスは、国内はもとより海外進出をはたし、台湾全土で好評を得ています。翌年には、小型軽量化した「リカバロンスリム」(※「アクトリー」の姉妹機種:共に島津製作所製)を発売。
さらに、平成15年には島津製作所のリカバロンの技術を継承し、使いやすさや、視認性の良い大型パネル、また、組み合わせの技術を生かした業界初の検知機能を搭載し、最大出力を14000Vpにまで高めた「リカバロンパルス14000」を開発・発売開始いたしました。

海外、特に中国市場において販売されている「リカバロンRP-9000」は「リカバロンパルス14000」の兄弟機種として海外でも人気を博しています。

その他にもリカバロン専用治療椅子「シルフ」の開発・発売や「body+1℃」ブランドとしての新しい商品開発も手掛けています。

そして平成24年10月に発売された「Recoveron14000hi」は、リカバロン20年の歴史を詰め込んだ最新機種です。アフターサービスをしてきたからこそ聞こえるお客様の声に耳を傾け、随所に新機能を取り入れました。操作性や視認性はユニバーサルデザインを取り入れており、これから先の20年を見据えた最新の治療器です。

詳しい商品紹介はこちら▼

リカバロンパルス

電位治療器とは? ~マイナス電界作用~

こんなことはありませんか?

天気が悪い日とか温度や湿度が極端に高いようなときには、頭痛、イライラ感、頭重、不眠など、だれでも多少にかかわらず身体の不調を訴えるものです。また、空気が汚染している場所に長時間いると、このような症状を自覚する人が多く、どんなに健康な人でも、平常のように身体が快調というわけにはゆきません。

反対に、天気が良好で温度や湿度が快適な状態にあり空気も清澄なときには、だれでも心身ともに快調になりますね。

これらの事には大気中のイオン、そしてイオンが存在する「電界」が大きく影響しています。大気中にプラスの電圧が強くなったときには人間の身体に病的症状が現れ、逆にマイナスの電圧が強くなったときには非常に健康な状態が出てくるというのです。

分かりやすいのが雷です。

天気が悪くなりプラスの電圧が強くなりすぎて飽和状態になると高電圧を持った雷雲が現れ、これが大地に向かって放電(落雷)をし、平衡を保とうとします。

そしていったん放電現象(落雷)が起これば、プラスマイナスの帯電圧は平均に近くなり、快適な状態になり始めます。

雷雨前の不快現象、さらに雷雨後の清々しさの原因はこのようなことが真相なのです。

一般に、滝のそばや森林、海岸などでは平地よりもマイナスの電界が強く、また都会よりも田舎の方がマイナスの電界が強いということが判明しています。

昔から、慢性病の患者が高原や海岸田園地帯などに転地療養すると病気が治るという例が多いのも、このことを裏付けする事実だと言えるでしょう。

ドイツの医学者シェルツ教授の研究では大気中の電界による影響は単に人体だけでなく、交通事故の数などもこの変化に応じて増減するというのですから、実に興味深いことです。電界が心身ともに影響を与えるという証拠でもあります。

これらのことからほとんどの慢性病の原因は、みな多かれ少なかれ大気中のプラスの電界(プラスイオン)によるものであると、多くの電気生理学者が認めています。

そして、マイナスイオン・マイナスの電界を医学的に応用し病気を克服しようと発明されたのが、

電位治療器」なのです。

現在、薬事法により出力電圧が1000ボルト以上の場合高電位治療器と言います。それ以下は低電位治療器と言います。

高電位治療器の歴史~活躍する電位治療器~

昔から、電気的な作用が、人体に何らかの影響を及ぼすことは知られていました。

前頁でお話した「雷」が電気であることを証明し「避雷針」を発明した人がフランクリンです。

フランクリンのエピソードに面白いものがあります。

嵐の中、凧をあげて雷を研究する事は、死をともなう危険なものでしたが、同じ研究に携わった仲間は皆、神経痛などの症状がとれ、不思議と健康だったそうです。「きっと電気を浴びたからに違いない。」と、面白半分に実験をし、命を落とすものが増えたそうです。その為、ロンドン王立協会の会員となったフランクリンの研究は、封印され、現在も詳しくは明かされていないそうです。

フランクリンは84歳で亡くなっています。当時にしては健康で長生きだったに違いありません。

日本でも似たような古い話があります。

江戸時代、平賀源内の「エレキテル」です。

電気を発生させる装置であった「エレキテル」は、主に見世物として流行したようですが、もともとはドイツから医療用の器械として、日本に入ってきたものでした。

以来、肩こり・神経痛の治療用として、活躍し、「解体新書」など日本の医学の発展につながったといわれています。

その他にも、古代ギリシャでは、とある町医者がシビレエイが放散する電気を利用して痛風の治療を行っていたという話もあります。

また紀元前1世紀頃に出版されたディオスコリデという書物には電気を発生する魚類の説明があり、これを利用して痔や脱肛を治療する方法が紹介されているなど、古代から自然界の電気の力を利用して病気を治すという概念があったようです。

その後、「電線の下で作業をすると、腰の痛みが引いた。」「発電所が出来てから眠れるようになった」などいろいろな話が出回る中、ついに、電気を医療に役立てようという研究が始まります。微弱電流を流す低周波治療器、高周波治療器などが開発されました。 そして日本発の「高圧電位治療器」が発明されたのが一九二八年の事です。

以後、各メーカーで、幾多の開発を繰り返しながら、医療機器の認可をうけ、病院はもとより、養護施設、整体・整骨院で野理学療法として広く認知されています。

また、現在ではフィットネスやリラクゼーション施設でも活躍しています。

開発コンセプト ~リカバロンに込めた想い~

これからの時代は「病気になってから」というよりも「病気になる前を大切に」「健康な時から健康を長く続けたい」という考え方に立って、「予防医学」や「アンチエイジング(抗加齢)」という考え方が広まってきています。

しかし大抵の人は普段の生活に支障がでない限り、またハッキリとした自覚症状が出てこない限り、なかなか病院での治療を受けようとはしないものです。「予防医学」を進めていくにあたっては毎日接していく必要性があるところから、普段の生活に合わせた方法で、安全・快適に治療できることが重要です。

リカバロンの開発にあたっては、安全性はもちろんの事、より快適に、そして満足していただける効果を得るために、電位比率をマイナス100に対して、プラスを20に抑えた特殊なトランスを開発。リカバロンブランドに脈々と受け継がれている大きな特徴です。
また、同じく大きな特徴として、「組み合わせ治療」の技術があります。業界初の組み合わせ治療の承認を得てから、温熱治療、局部治療を取り入れた、今の症状と未来の健康に向き合った治療器であることも特徴の一つです。
さらに、治療ポイントを特定する「検知機能」は、日本はもとより、海外でも高い評価を受け、治療効果の一端を担っています。

より安全に、より快適に、より高い効果を追求したリカバロンシリーズは、お客様の使用頻度が高く、手放す方が極端に少ない事がアフターサービスをしていく中でうかがえます。
それだけでなく、ご家族お友達にも…と紹介をいただいたり、2台目としてご購入いただいたり、また、買い替えのご注文をいただくなど、幅広い層に、末永くご愛用いただいいる治療器となりました。

永く使っていただけるからこそ「予防医学」や「アンチエイジング(抗加齢)」の手助けができ、喜ばれ、健康の輪が広がっていくものだと考えています。
これからも、お客様の健康を支えるリカバロンの追及を行っていきます。

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