上手にエアコンを活用して、熱中症対策を!
毎日暑い日が続きますね。
「電気代が高くなる」「体が冷えて体調を崩す」そんな理由から悪者にされがちなエアコンですが、
連日35度を超えるような日本の酷暑を、無事にのりきるためには必要不可欠なものです。
エアコンを上手に使って、省エネしながら快適に過ごしませんか?
●知れば得するエアコンの省エネ術
①風量を適正に
エアコンの風量設定はどうなっていますか?
省エネのためには「自動運転」が一番です。
自動運転にしておけば、暑い時は強い風を、室温が下がってからは弱い風を送ってくれます。
何もしなくても快適な温度を維持してくれるので、無駄な電力を使わなくてすみます。
②除湿を上手に使う
日本の夏の暑さは温度だけでなく湿度も大きな原因です。
いくら冷房の設定温度を下げても、快適にならない場合は除湿運転に変更しましょう。
1つ注意したいのは、うまく使わないと電気代が増えてしまう可能性もあるということ。
エアコンの除湿機能はメーカーや製品によって「再熱除湿」と「冷房除湿」の2種類に分類されます。
「再熱除湿」の場合、電気代は冷房機能よりも高くなります。
一方、「冷房除湿」は冷房機能よりも電気代を抑えられます。
エアコンがどちらのタイプなのかは取扱説明書を見るか、メーカーに問い合わせましょう。
③フィルターを掃除する
フィルターにゴミが溜まっていると、送風効率が悪くなり、
設定温度を下げても部屋の温度はなかなか下がりません。
1ヵ月に1回を目安に掃除をしておけば、いつでも最大効果を発揮できます。
④室外機の周りを整理する
見落としがちなのが、室外機です。吹き出し口の周りに邪魔なものが置いてあったり、
直射日光で室外機周りの温度が高くなっていたりすると、室内の熱を外に逃がしにくくなり、
エアコンの効率が下がってしまいます。室外機の周りを掃除して、
市販の日よけカバーで日陰をつくってあげましょう。
環境を整えるだけで、エアコンの効率が上がり電気代も抑えられます。
エアコン省エネ術いかがでしたでしょうか?
今年は自粛生活の影響もあって、体が暑さに慣れていない人も多いという特別な夏です。
熱中症の危険から身を守るためにも、上手にエアコンを使って
蒸し暑い日本の夏を乗り切っていきましょう。
企画部 I でした。