冷たいものを食べた時に頭に「キーン」とくるアレのこと

まだまだ暑い日が続いていますが、皆様は如何お過ごしでしょうか？

今日はタイトルの通り、暑い時期にこそよくなるこの現象についてお話ししようと思います。

特にアイスやかき氷などを食べた時に頭が痛くなるこの症状。皆様も1度は経験あるのではないでしょうか？

この症状の名前、実は「アイスクリーム頭痛」という名前で正式な医学用語として認められている頭痛なんです！

（ほんとにそんな名前？という方は、ぜひかかりつけのお医者様に聞いてみてください(笑)）

この症状が起こるメカニズムはまだはっきりと解明されていないようですが、一般的な諸説としては下記の２つがあるようです。

１）冷たい物が喉を通過することにより、喉にある三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が冷たさを痛みと勘違いし、頭痛が起きる。
２）冷たいものを食べると急に喉や口の中が冷えてしまうため、人間の身体は一時的に血流量を増やして温めようとする。そのときに、頭につながる血管が膨張することから、頭痛が起きる。

２つのメカニズムのどちらまたは両方が原因となって、アイスクリーム頭痛が起きると考えられているようです。

この頭痛は様々な論文や研究がされており、比較的男性の方がなりやすくまた、片頭痛などを持っている方は起きやすいそうです。

対処法はとっても簡単！冷たいものを食べるときに「ゆっくり食べる」。それだけです。

（ゆっくり時間をかけて食べることで、喉が冷える早さを抑えられ、神経の刺激・血管の膨張を緩やかにして、アイスクリーム頭痛が起きにくくなるようです。）

人間の体にはまだまだ解明されていないことも多いですが、ただ冷たいものを早く食べようとしただけでも血液の流れや神経は過敏に反応をしてしまいます。

冷たくて美味しいものを食べる時は、ゆっくり味わって食べる！皆様もぜひ実践してください！

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